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<コラム>道内国公立大学の再編の動きについて

【理事長 福島 新四郎】

5月24日(木)の道新トップ面で以下の記事が掲載された。

「帯広畜産大(帯広市)、小樽商科大(小樽市)、北見工大(北見市)の道内3国立大学が運営法人の統合を視野に協議していることが23日、分かった。少子化で大学間競争が激しくなる中、各大学が持つ農商工それぞれの強みを生かしつつ、経営効率化を進めて競争力を強化する狙い。文部科学省が推進する国公立大の統合・再編の動きに沿ったもの・・・」

さらに、北海道大学水産学部と北海道教育大学函館校、旭川医科大学と北海道教育大学旭川校、なども統合のうわさが以前から出ている。

人口減少・少子高齢化による社会情勢の変化は、大学運営にも大きく影響を及ぼし、特に2018年問題−日本の18歳人口が2018年ごろから減り始め、2016年で定員割れが全体の4割にのぼり、多数の私立大学が閉学等の激変期を迎える大学経営上の問題―は、私大のみならず、国公立大学も当然避けられない現象である。さらに2020年度から始まる大学入試改革で大学は大きく変貌する。受験生は只々しっかりと学力をつけることしかない。

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