センター英語についての解法と勉強法について(7) | クラズユニック

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センター英語についての解法と勉強法について(7)

スキミングとスキャニングでは読む英語量を少なくして解答を得ることを主眼としました。つまり設問に関係のある箇所だけを抽出して読んだり、パラグラフの中からトピックセンテンス(段落中の要約文)を探し読むやり方です。しかし、第4問Aのグラフ問題や第6問などでは内容一致問題が出されることがあります。これは、読み飛ばした箇所が設問のポイントになる恐れのある問題です。この危険に対する対策は、基本的にそれまでに読んだ英文の部分からの推測をすることです。その時のポイントは、選択肢の英文の終わりに、○,△,▽,×の記号で正解の可能性を示すことです。○と×は読んだ部分から正解、不正解だと断定できるもの、△と▽は読んだ範囲からは断定はできないが、推測で×に近いものが▽、○に近いものが△という意味です。例えば、4つの選択肢を読んで×,△,△,▽とすれば、○がないので、二個の△からえいやっ!と気合を入れてどちらかをマークするといった具合に、本文を再読せずに答えを選ぶのです。勿論,正答率は50%しかないのですが、それでOKなのです。なぜなら、それを確かめるために、本文を再読する時間を節約ことができるからです。さらに、見直しマーク(◎や?など何でも良い)をつけておいて,後で見直しタイムにそこに戻るわけです。この時、一番大切なことは、選択肢をしっかり正確に読むことです。次回はその読み方をお話しします。